カリキュラムガイド 一覧
[2] 学部のカリキュラム
情報デザイン学部 > 環境デザイン創成学科
教育目標
環境デザイン創成学科では、「現状を敷衍(ふえん)して先を見通す基礎能力」「地域や社会の全体像を描いて構想する基礎能力」「コミュニケーションを介して協業する基礎能力」の基礎能力を身に付けて、持続可能な社会を築くための将来像を描き、その将来の実現に向かってやりぬくことのできる人材を育成する。
キーワード
- 地域活性化
- コトづくり
- 分析力
- 技術ベース
- 構想力
- グリーントランスフォーメーション
- コミュニケーション
- ウェルビーイング
- 社会実装
- 総合知
環境デザイン創成学科 科目概要
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D101 情報デザイン学キャリアデザイン(環境デザイン創成)
本科目は、環境デザイン創成学科の学習教育目標の「修学基礎力」の達成を目指す。そのために、情報デザイン学部で目指すところ、経営情報学科、環境デザイン創成学科の各分野の学びの領域を理解して、それらの分野間の関連性や社会との繋がりについて教員、学生、院生、卒業生、専門分野の社会人と交流し、討論することにより、各学科で修学する意義や物事の本質を考え、「なぜ?どうして?」を問いかける学習姿勢や自らの将来目標を実現するための修学計画能力を身につけることを目標とする。
行動目標●情報デザイン学部と自分の所属する学科の役割を理解し、自身の修学計画を立案することができる。学科における「学びの領域」の拡がりや社会との関連性を理解し、学科で学ぶ意義について説明できる。「なぜ?どうして?」を問いかける学習姿勢の重要性を理解し、学部?学科で修学するための指針とすることができる。社会課題を調査して理解に努め、理想的な社会像を描くための動機付けとすることができる。自分の人生の将来計画を自身の言葉で述べ、それを第三者に伝えることができる。 -
D102 Webデザイン
本科目は、環境デザイン創成学科の教育目標である情報デザイン基礎力習得を目指す。特にIT基礎能力の習得のために、コンピュータ、インターネット、マークアップ言語などの基礎知識を身につける。さらに、情報三亚赌场,香港赌场の効果を最大限に生かしたコンテンツを作成する演習を行い、コンテンツの作成?管理?保守の一連の実習を通じて、ITの基本的な素養を習得することを目指す。
行動目標●自分のノートパソコンを設定して、ワールドワイドウェブを閲覧することができる。テキストエディタ(Visual Studio Code)を使って、HTMLを用いて文字と静止画を使ったページを記述できる。作成したファイルをウェブサーバにアップロードすることができる。CSSを使ったページのレイアウトができる。情報の効果的な表現、使い易さ、誰にでも使えることを配慮してホームページを作成できる。 -
D103 経営学入門
本科目は、経営情報学科の学習?教育目標である「マーケティング能力」「マネジメント基礎能力」及び「財務会計基礎能力」を育むための基礎的な科目である。ビジネスと社会の関係、ビジネスのために必要な組織、経営戦略、金融、会計およびマーケティングに関する基礎的な用語や概念について、事例分析や簡単な演習などを通じて学ぶ。
行動目標●企業活動、顧客、マーケティング、金融、会計、経営戦略、組織論などの経営学の基本用語について説明ができる。企業活動、顧客、マーケティング、経営戦略、組織論のそれぞれの語の関係について説明できる。社会課題と企業活動に関する分析を行うために必要な基礎的な用語?概念について説明できる。学んだ経営学の知識を用いて、社会課題を解決するビジネスを企画?提案できる。 -
D104 データアナリティクス入門
本科目は、経営情報学科の学習?教育目標「マネジメント基礎能力」を身につけるための科目である。アンケート調査を題材として、データの収集、集計、視覚化までを行うことができる能力を身につけるとともに、サンプリング、分散、標準化、相関の統計手法を活用できる能力を身につけることを目指す。
行動目標●データ分析の概念を理解できる。目的?課題に応じたアンケート調査計画を策定できる。例題のアンケート質問の問題点を指摘し改善できる単純集計、クロス集計を理解し、アンケート結果を集計できる。Excelを用いて、データを適切な円グラフ、棒グラフ、散布図にグラフ化できる。仮説の正しさを立証するためのデータの利用方法を説明できる。 -
D105 社会調査法
本科目は環境デザイン創生学科の学習?教育目標の「コミュニケーションを介して協業する基礎能力」に対応する科目である。世に飛び交う多くの情報から、共に生きる人びとのことを正しく、よりよく知るために手段の一つである「社会調査」について理解を深める。そのために、社会調査方法の意義、種類、具体的なデザイン、調査結果の集計について学ぶ。
行動目標●図表を用いて調査結果を相手に適切に説明できる社会調査のデザイン、実施及び分析能力を身に付ける社会調査の結果を踏まえて、現場の問題の実態を発見できる。 -
D106 グラフィック?コミュニケーション
発想内容の視覚化やコミュニケーションツールとして有効なスケッチスキルを習得する。 クリエーターの発想にはモノとコトがあり、これらを自由に表現するための論理的フリーハンド描画技法を学ぶ。後半では習得したスキルを活かし、感性表現?伝達の訓練で実践的スキルへの変換を目指す。
行動目標●モノの形を正しく表す基本的な技法が理解できる。様々なモノを自由に視点を変えて表現できる。誰にでも同様な内容が伝えられるドローイングができる。自分の発想を正しくドローイングし、保存できる。図を利用して伝えることの重要性を理解できる。 -
D107 グローバル開発論
本科目では、従来の国際協力の在り方を学ぶとともにグローバル開発の意義を考える。国際協力の在り方も多様化しており、必ずしも開発援助機関、国際機関やNGOでなくても、日常生活においても国内外での協力に携わることが多くなっている。そのことから、本科目では、様々な関わり方が可能となっていること、それらのことについて理解を深めること、そして自ら考えて行動し、グローバル開発や国際協力に貢献できるようになることを目指す。
行動目標●グローバル開発がどうして必要なのかを理解し、説明できる。ODA(政府開発援助)の役割と必要性について理解し、説明できる。政府レベル(ODA)、市民社会(NGO)レベル、民間企業レベルのグローバル開発の在り方を理解し、説明できる。国際社会の変化とグローバル開発の変化の関係について説明できる。自分が現在や近い将来に実施可能なグローバル開発の取り組みについて計画することができる。グローバル開発やODAに関しての批判的な視点を持つことができる。 -
D108 コミュニケーション?デザイン入門
本科目では、ユーザから実現性のある情報を得るための問いをデザインし、対話の場を創出する力を養う。さらに、収集した情報をもとにアイデアを再構築し、協働の場で発展させる能力を培う。加えて、構築したアイデアを他者に的確に伝える基礎能力を身につけることを目指す。また、円滑な観察を実施するためのコミュニケーションの場の創出方法を学ぶとともに、観察から導き出した仮説を具体的な形に落とし込み、それを検証する手法について、講義および演習を通じて習得する。
行動目標●解決すべき課題に対して、適切な「問い」をデザインできる。解決すべき課題に対して、円滑な「対話」をデザインできる。プロジェクトにおけるコミュニケーションを促進するための「協働」の場をデザインできる。プロジェクトの成果物をステークホルダーに適切に「伝えること」ができる。他者との協働や協業の場で、効果的に「コミュニケーション」を取ることができる。 -
D109 プログラミング基礎
本科目は環境デザイン創生学科の学習?教育目標の「コミュニケーションを介して協業する基礎能力」に対応する科目である。コンピュータプログラミングの基礎的な能力を身につけるために、プログラミングの全体を俯瞰的に把握するとともに、条件分岐、繰り返し、関数、オブジェクトの基本的な用語や使い方の基礎を理解することを目指す。
行動目標●変数、データ型、配列について説明できる。条件分岐、繰り返し、関数の使い方を理解できる。JavaScriptを用いたウェブブラウザで動作する制御プログラムを作成できる。変数や関数をオブジェクトにまとめ、利用することができる。


