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航空宇宙工学科
Department of Aeronautics and Astronautics
航空宇宙工学科
VISION
航空機の飛ぶ仕組みや
宇宙用エンジンの研究から
機体材料研究、安全運行までを学ぶ
我が国の航空機産業において、安全性は勿論のこと、エネルギーの有効活用とともに、地球環境と調和した先端的な技術革新が今まで以上に求められる。本学科では、航空工学を支える基礎知識を身につけ、それを応用して航空機とその構成要素技術と航空統合技術を修得し、輸送機械産業で活躍できる人材の養成を目的とする。

航空宇宙工学科の
最新ニュース
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2025/5/7
【金沢工業大学の森吉助教が「Mars Touch Project」に設計者として参画】
「展開型エアロシェル技術の地球?気圏突?実証と?星着陸機への適?」に NeSTRA(次世代宇宙システム技術研究組合)の主任研究員として -
2025/3/12
【50kg超を積載した大型試作ドローンの飛行実験に成功】
山間地?被災地向け物資輸送用 固定翼大型ドローンの開発に弾み。金沢工業大学 赤坂剛史研究室 -
2024/12/13
【動画あり】被災地での救援物資輸送等を念頭に開発に取り組む。最大積載量50kgの大型試作ドローンの飛行実験を初めて実施。金沢工業大学 赤坂剛史研究室
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2024/12/10
「物語の始まりへ」に圓山峻平さんが紹介されました(赤坂研究室)
学科概要
学科の特徴
機械系技術者として、航空機工学に係わる分野において活躍できる人材の育成を目指します。
学ぶ領域
- 航空宇宙要素技術
航空機や宇宙機における揚力や推力を効率的に発生させるメカニズムを理解し、それらを制御するために必要な工学領域を学ぶ。 - 航空宇宙統合技術
航空機や宇宙機の構造や機能を理解し、安定した運用を実現するために必要なシステム統合技術に関する工学領域を学ぶ。
キーワード
- 飛行制御
- 自律ドローン
- 惑星探査航空
- 環境適応型ジェットエンジン
- 宇宙推進エンジン
- 軽量複合材構造
学科の学び
主な専門科目
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航空宇宙工学概論
航空機の研究?開発?設計?製造を行うために必要となる工学全般(空力、構造、装備、制御に関する専門工学全般)について学び、有機的に結び付いている専門工学間の関連性を理解する。
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飛行力学Ⅰ
航空機がどのような力を受けて飛行しているかを考え、安定して飛行するためのつり合いや設計基準についての基礎を身に付ける。また、航空機の運動方程式の基礎を学ぶ。
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航空宇宙流体力学Ⅰ
流体力学は機械?航空工学分野における主要科目の一つ。流体の基礎方程式や流れの様子を理論的に解析する方法について学習し、さらに航空機の主要構成部である翼の空力特性について学ぶ。
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航空材料
航空機や各種工業製品に適用される鉄鋼材料、アルミニウムなどの非鉄金属材料および繊維強化複合材料の基本的特徴と、その用途について学習する。
専門科目一覧
1年次 | 航空宇宙工学入門とキャリアデザイン/機械系製図Ⅰ/航空機の原理/工業力学Ⅰ/機械系製図Ⅱ/工業力学Ⅱ/航空宇宙基礎数学/数理モデルプログラミング |
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2年次 | 機械力学/材料力学/航空宇宙工学概論/熱力学Ⅰ/流れ学Ⅰ/航空宇宙文献調査入門/航空材料力学Ⅰ/飛行力学Ⅰ/熱力学Ⅱ/流れ学Ⅱ/振動工学 |
3年次 | デジタルファブリケーション/航空制御工学/航空宇宙流体力学Ⅰ/航空材料/熱流体工学/宇宙推進工学/飛行力学Ⅱ/航空材料力学Ⅱ/ 航空宇宙構造力学/宇宙機設計概論/航空工学演習/航空原動機/航空宇宙流体力学Ⅱ/航空宇宙材料/航空宇宙構造解析演習/航空宇宙流体解析演習/航空宇宙工学専門実験?演習A/航空宇宙工学専門実験?演習B |
4年次 | 航空宇宙グローバル演習 |
カリキュラム、シラバス
教員?研究室紹介

廣瀬康夫 研究室
炭素繊維強化プラスチック/複合材料/革新的構造の追究/環境に優しい航空機/層間き裂進展抑制

小栗和幸 研究室
航空宇宙材料/機能向上(機械的?化学的?電気的)/表面処理

橋本和典 研究室
社会貢献/飛行安全/飛行制御システム/シミュレータ

吉田啓史郎 研究室
航空宇宙構造力学/数値シミュレーション/炭素繊維強化プラスチック/展開宇宙構造

廣光永兆 研究室
ジェットエンジン/微粒化?混合?燃焼/伝熱?冷却/防音?静音化/環境適合性?高出力化?高効率化

森合秀樹 研究室
ロケットエンジン/プラズマエンジン/ジェットエンジン/流れの可視化?現象メカニズム解明/流れの最適化?最高性能

赤坂剛史 研究室
小型無人航空機(ドローン)/コンパウンドヘリコプタ(高速ヘリコプタ)/空飛ぶクルマ(eVTOL)/パラシュート/高空風力発電

藤田昂志 研究室
惑星探査航空機/昆虫や鳥やコウモリの流れ場/新型人工筋肉/飛行試験/風洞試験

森吉貴大 研究室
火星探査/パラグライダ/柔軟構造/空気力学/航空機力学
学科Q&A
- 航空宇宙工学の魅力は何ですか。
- 「 空を飛ぶ」「宇宙へ行く」といった壮大なテーマに挑戦できることです。飛行機やヘリコプター、ドローン、人工衛星、ロケットなど、地表を離れて飛行するあらゆる乗り物に関する最先端技術を学びます。未知の環境や困難な課題に挑戦する意欲のある人にとっては、非常に刺激的な分野となるでしょう。
- KITならではの学びは何ですか。
- トリプルセブンと呼ばれる旅客機のフライトシミュレーター、本物のジェットエンジンや人工的に気流をつくる風洞、国産旅客機のYS-11やヘリコプターの実機がそろっており、本物に触れて材質や構造を理解していきます。また、本学には「夢考房プロジェクト」という学生主体の実践的なチーム活動があり、人力飛行機や小型無人飛行機、人工衛星開発など、実際にものづくりをしながら学ぶことができます。航空宇宙を志す人にはたまらない学びの場が数多く用意されています。
- 地球と他の惑星の大きな違いは何ですか。
- 火星の重力は地球の3分の1である一方、大気密度が100分の1と低いため、火星表面を探査する飛行機が飛行に必要な揚力を得るには、機体構造と搭載機器の超軽量化や、高性能な翼の開発が不可欠です。また、火星の夏は平均気温が-60℃ととても低く、熱設計?熱制御も難しくなります。課題は多いですが、人類の未来を左右する挑戦に満ちた研究です。
- 就職先はどのようなところでしょうか。
- 学んだ技術は航空機、自動車、鉄道、船舶などの輸送機械業界や、産業機械の業界でも求められており、幅広い分野があります。また、近年の宇宙開発の活発化により、NewSpaceと呼ばれる民間主導の宇宙開発の時代が到来しています。卒業生の中には宇宙ベンチャー企業で活躍する人もいます。
進路?資格
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主な就職先
過去3年間の航空システム工学科の実績(「入学案内2026」より)
学部卒業生実績
IHIエアロマニュファクチャリング/川重岐阜エンジニアリング/京セラ/GSユアサ/ジャパンマリンユナイテッド/新来島サノヤス造船/スズキ/住友電装/セイコーエプソン/中日本航空/日本航空/日本飛行機/東日本旅客鉄道/本田技研工業/三菱自動車工業/ミネベアミツミ/ヤマハ発動機/国土交通省 他
大学院修了生実績
いすゞ自動車/川崎重工業/SUBARU /デンソー/本田技研工業/本田技術研究所/三菱自動車工業 他 -
取得できる教育職員免許状
高等学校教諭一種免許状(工業) ※
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取得を推奨する資格
危険物取扱者(甲種?乙種)/CAD 利用技術者 2次元?3次元/機械設計技術者 3級/管工事施工管理技術検定(1級?2級)
※ 特に4年次には学校現場での教育実習が必修。中学校の免許状取得希望なら期間は3週間以上、高校の場合は2週間以上。中学校免許状の場合は、2年次に特別支援学校および社会福祉施設にて合計7日間の介護等体験が必要。