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先進機械システム工学科
Department of Advanced Mechanical Systems Engineering
先進機械システム工学科
VISION デジタル技術を活かした生産技術でものづくりの課題に応える
機械工学の伝統的な学問体系を学び、最新のものづくりに必要となる設計?応用技術、新材料と加工技術、生産システム等に関する技術を修得し、デジタルテクノロジーを活用して超少子高齢化時代における持続可能な次世代スマートマニュファクチャリングシステムを構築できる機械技術者を育成します。

先進機械システム工学科の
最新ニュース
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2025/5/7
「物語の始まりへ」に西川怜那さんが紹介されました(福江研究室)
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2025/4/17
【鹿島との技術開発の一環で】 セメント系3Dプリンターとカーボンニュートラルなコンクリートで製造されたベンチが「札幌4丁目プレイス」に設置されます
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2025/3/11
【産学連携で地方創生に向けた人材を育成】
内閣府「地方大学?地域産業創生交付金事業」の一環で、小松マテーレとKITコーオプ教育プログラムを実施。学生が社員として熱可塑性炭素繊維複合材料の研究に取り組む -
2025/2/21
【革新的技術と伝統的イメージが融合された魅力が評価】 産学連携で研究開発し、設置した「友禅流しのベンチ」が 第47回金沢都市美文化賞を受賞
学科概要
学科の特徴
持続可能なものづくりを推進する次世代の生産分野で活躍できる人材の育成を目指します。
学ぶ領域
- 生産システム
デジタルツインやセンサーテクノロジーなどの最新技術を活用した効率的で柔軟な生産システムのデジタル化?自動化に必要な工学領域を学ぶ。 - 加工技術
アディティブマニュファクチャリングやナノテクノロジーを含む新しい製品や製造プロセスを構成する加工技術に関する工学領域を学ぶ。 - グリーンマニファクチャリング
省エネルギーや環境に配慮した持続可能な製造プロセスを可能とするための工学領域を学ぶ。
キーワード
- 設計?製造
- スマートマニュファクチャリング
- 省エネルギー
- センシング
- 新材料
- 工作機械
- バイオプリンティング
学科の学び
主な専門科目
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アドバンスドマニュファクチャリングⅠ
付加価値の高い機械部品を製作するために、材料の基本的性質、設計技術、製造プロセス、生産システムそして工作機械に関する広範な知識について学ぶ。特に鋳造?鍛造、溶接?接合、除去加工に至るマニュファクチャリングの根幹となる加工法を学習する。
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センシングシステム
ヒト、モノ、環境などの情報を計測し、処理するセンシングシステムは、多くのセンサー、データ処理装置、通信機器などから構成されている。センシングシステムの構成、単位とトレーサビリティ、不確かさ、信号の変換、データ処理について学習する。
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デジタルモデリング
機械の設計?製造では、設計者が要求仕様を満たす材料選定や機能設計、強度?信頼性設計に加えて、製造方法やコストを考慮した工程設計が必要となる。力学や材料の知識を応用して、設計評価のための設計計算書の作成方法を学ぶと共に、デジタルデザインツールを積極的に利用して機械部品や機械全体のモデル化、基礎設計能力を修得する。
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スマートマニュファクチャリング
現代の生産現場では、IoT、AI、デジタルツインなどのデジタル情報技術を活用したスマートマニファクチャリングシステムが構築されている。工作機械におけるセンシング技術手法や計測データを用いた適応制御システム、CAD/CAMシステムを用いた統合化生産システムについて学ぶ。さらに、高速?高精度加工、エネルギー効率や環境負荷を考慮したサステナブルな生産システムを実現できる技術者を目指す。
専門科目一覧
1年次 | 先進機械システムキャリアデザイン/機械系製図Ⅰ/機械の原理?演習/工業力学Ⅰ/電気基礎/機械系製図Ⅱ/工業力学Ⅱ |
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2年次 | 材料力学Ⅰ/機械材料Ⅰ/基礎流体力学/機械力学/アドバンスドマニュファクチャリングⅠ/プログラミング基礎/基礎熱力学/機械要素設計/アドバンスドマニュファクチャリングⅡ/制御工学/振動工学/機械材料Ⅱ/材料力学Ⅱ/制御系プログラミング |
3年次 | センシングシステム/デジタルモデリング/3Dシミュレーション/応用流体力学/応用熱力学/材料力学Ⅲ/先端材料/医用生体工学/機械設計演習/スマートマニュファクチャリング/ナノプロセス/機械制御システム/熱移動工学/環境?エネルギー機械/先進機械システム工学専門実験?演習A/先進機械システム工学専門実験?演習B |
カリキュラム、シラバス
教員?研究室紹介

諏訪部仁 研究室
超精密加工/切断?研磨/研削加工/レーザ加工

森本喜隆 研究室
高速運動制御/工作機械/ナノm位置決め/CAMシステム

加藤秀治 研究室
切削加工/高能率?高精度加工/新素材工具/微細加工技術/医療用インプラント

瀬川明夫 研究室
塑性加工学/生産工学/加工プロセス/コンピュータ数値解析/医工連携

坂本重彦 研究室
多軸制御工作機械の精度解析と性能評価/難削材の超精密切削加工/アディティブ?マニュファクチュアリング/次世代加工技術の構築/マイクロ?ミニバイクの製作

瀬戸雅宏 研究室
ものづくり/成形プロセス/プロセスシミュレーション/予測技術/金型技術

中村真人 研究室
再生医工学:臓器を待つ時代から作る時代へ/臓器再生:臓器を育て再生する新領域の開拓/ 臓器再生評価法:臓器計測?解析?機能評価/医工融合:DX?IoT?自動化?遠隔化/未来医療:臓器再生時代の医療の開拓/

林晃生 研究室
生産工学?機械加工?工作機械/省エネを考慮したCAD?CAMの開発/生産活動のIoT化/3Dプリンタの活用?開発/楽器演奏装置の開発?加工CAMの検討
学科Q&A
- なぜいま、先進機械技術が求められているのですか。
- 日本は世界トップクラスの技術力を誇る「ものづくり大国」ですが、超少子高齢化により労働者が減少し、技術継承が難しくなっています。持続可能な生産活動を実現するには、生産システムの効率化と省力化が不可欠です。その鍵となるのが先進機械技術です。本学科では、構想→設計→製造(加工)→組み立てといったものづくりのプロセスの中でも、特に製造技術のデジタル化?自動化技術に注力しています。機械工学を基盤としながらデータを活用し、ものづくりの最適化を目指します。
- 具体的には、どのように効率化?省力化するのですか。
- 生産ライン、つまり現実空間の状況を機械側のセンサーでリアルタイムに収集し、どうすれば最適制御ができるかを仮想空間上でシミュレーションを行い、その結果を製造機にフィードバックして無駄を削減していきます。このような現実空間と仮想空間の双方向連携を行うデジタルツインなどを利用して、より精度の高い生産管理を可能にします。
- デジタル化が重要なら情報の技術を磨けばいいのではないでしょうか。
- もちろん情報技術のスキルは重要ですが、それだけでは十分ではありません。デジタル技術だけでものづくりが完結するわけではなく、仮想空間上で効率化したシステムを実際に再現する工作機械や加工機械のポテンシャルも同時に引き上げる必要があります。この両輪を理解し、活用できる人材こそが、生産技術にイノベーションをもたらすことができるのです。
- いまのものづくり業界の状況を教えてください。
- 消費者の嗜好が多様化する中、生産体制は少量から大量まで、変動する生産品目に柔軟に対応できる変種変量生産へと変化しています。これまで人の経験や勘に頼っていた判断を自動でコントロールできれば、生産の効率化を図れるだけでなく、労働人口減少による課題の解決にもつながります。
進路?資格
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主な就職先
過去3年間の機械工学科の実績(「入学案内2026」より)
学部卒業生実績
アイシン/沖電気工業/澁谷工業/清水建設/スズキ/SUBARU /住友電装/セーレン/ダイキン工業/ニコン/西日本旅客鉄道/バンダイ/PFU /日立Astemo /不二越/プロテリアル/北陸電力/本田技研工業/三菱電機/ミネベアミツミ/ヤマハ発動機/YKK /国土交通省/石川県?教員 他
大学院修了生実績
いすゞ自動車/川崎重工業/グンゼ/神戸製鋼所/SUBARU /ダイキン工業/タカラスタンダード/TOPPAN /日産自動車/ニデック/浜松ホトニクス/北陸電力/マツダ/三菱電機/三菱自動車工業/ヤマハ発動機 他 -
取得できる教育職員免許状
高等学校教諭一種免許状(工業)※
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取得を推奨する資格
危険物取扱者(甲種?乙種)/CAD利用技術者 2次元?3次元/機械設計技術者 3級/管工事施工管理技術検定(1級?2級)
※ 特に4年次には学校現場での教育実習が必修。中学校の免許状取得希望なら期間は3週間以上、高校の場合は2週間以上。中学校免許状の場合は、2年次に特別支援学校および社会福祉施設にて合計7日間の介護等体験が必要。